こんにちは、サーバーサイドエンジニアの サイトウ (@gamu1012) です。
今回はエキサイト社とRadiotalk社の合同で行っている輪読会について紹介します。
輪読会とは
輪読会
人々が集まって、同じ教科書などの本を読み、その内容について意見を交わすことを意味する語。事前に決められた担当者が、本の内容を訳したりまとめたりしてから、他の参加者が理解できるように発表する形式がとられることも多い。
Weblio辞書より引用
我々が行っている輪読会は下記の特徴があります。
- 全員が本を購入
- 章ごとに行う
- 事前に該当章を全員が読んでくる
- 議論中心
- 週に1回1時間程度
誰とやっているか
エキサイト社とRadiotalk社のエンジニア合同でやっており、現在は8人で進めています。
年次は新卒入社1年目から中堅まで、専門領域や担当サービスなどもバラバラです。
本を選ぶ
上述のとおり、メンバーは領域、経験がバラバラなため、下記の2点を意識しています。
- 極端に簡単であったり、極端に専門的な内容は選ばない
- 偏った領域の本は選ばない
1冊が完了したときに、みんなで次はこれがいいと思う!というのをリストアップし、合議で決めるという流れで行っています。
2点を意識すると設計の話になりがちで、もし輪読会をやっているよ!という方がいらっしゃいましたら、オススメの本を教えて下さい!
進め方
事前準備
- 全員が購入済み
- 章ごとに担当を割りふる
- 担当は概要と気になった点をまとめる
当日のフロー
担当から概要の共有
↓
それぞれが"気になった点"をあげる
↓
議論
以下、くりかえしで1時間ほど、盛り上がったときは1時間30分ほどの議論します。
"気になった点"について
- 私はここが気になった
- ここがいまいち理解できなかったので、どなたかもう少し解説してほしい
- ここが"エモい"
議論の種は幅広くあげ、それぞれの意見を交換することを心がけています。
輪読会のなにがいいか
本の内容と実体験を交えた話ができるため、学びが深くなるというのが一番素晴らしい点だと感じています。
経験があるメンバーは実体験を踏まえた、意見をルーキーのメンバーに共有しながら、
設計パターンやテクニックついて、メリットデメリットを議論できたり、
ルーキーのメンバーから出た質問に全員がハッとすることも多々あり、いいサイクルがまわります。
まとめ
輪読会は議論を通すことで、学びが深くなり、素晴らしいです。
XTechグループは輪読会をはじめ、AWSやGCPなどのクラウド勉強会もやっております。
その話はまた別の機会にさせていただきます。
参考
主催メンバーからみた輪読会はこちら。
いつもありがとうございます!
輪読した本

現場で役立つシステム設計の原則 ~変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法
- 作者:増田 亨
- 発売日: 2017/07/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)